絶滅危惧種で鳥というのも心配されているものの一つです。世界では絶滅の危機に瀕している生く物が数多く存在します。
その中にあって鳥類は、環境の影響を受けやすい生物です。爬虫類や哺乳類などのほかの生物に比べ、多くの種類が絶滅危惧種指定されるほどの状況。
ここで鳥類の一般的な特徴を抑えておくと、くちばし持った卵生の脊椎動物。恒温動物であり、体表は羽毛に覆われている。歯はないものの、前肢が翼となり飛翔することができる。後は二足歩行を行うといったところ。
レッドリストには3万を超える絶滅危惧種が指定されていますが、鳥類は14%ほどを占めています。
日本での鳥類の具体的な絶滅危惧種を見ると、沖縄の固有種の「ヤンバルクイナ」や、北海道だけに生息する「シマフクロウ」などとなっています。
ほかにも「アホウドリ」をはじめ「ライチョウ」、「タンチョウ」は絶滅危惧種II類に分類。「イヌワシ」や「クマタカ」は絶滅危惧IB類です。また日本発祥のウズラは絶滅危惧II類でしたが、現在は準絶滅危惧種となっています。
また野生絶滅と評価されているのが「トキ」。既に野性のものとしては、その存在はありません。しかし、近年になって人工繁殖などの取り組みが成功。個体数を増やしています。
空を飛ぶ鳥の姿が減るのは、もの悲しいものですね。
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