2020年8月14日金曜日

絶滅危惧種 オコジョ

 絶滅危惧種の中にはオコジョも含まれています。登山中に出会うことのできる動物として、人気を集める可愛らしい動物。

ネコ目イタチ科の動物で、体長は雄で約16㎝から33cm、体重が約150gから320gほど。これより小さなサイズが雌。主に生息域は寒いところで、北海道から本州中部にかけ広範囲に分布しています。

オコジョは年に2度ほど毛が生え変わります。夏時期は頭や背中は茶色で、お腹は白の2色。冬時期をみると、真っ白のふわふわの毛に覆われ、黒くなる尾っぽの先が特徴。ちょこんと雪の中から顔を出している姿は有名。





見た目の可愛らしさと違い、気性が荒い動物がオコジョ。素早く動いて、ネズミやなどの小動物を捕食します。なかには自分の体よりも大きなウサギや、特別天然記念物指定のライチョウを襲ったりすることもあります。

日本に生息中のオコジョは2種類。「ホンドオコジョ」は中部地域から東北地域にかけて生息。クダギツネや、ヤマイタチなどとも呼ばれています。

また高山地帯などでは、山の妖精などとも呼ばれるのがオコジョ。好奇心が旺盛で、人への警戒心も薄いので、そばにくることもあります。もう一つがエゾオコジョ。名前の通り北海道に住んでいるオコジョです。

絶滅危惧種を脱して欲しい生き物ですね。




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